『 ほむらいろ 』
subtitle: forget, forget, plz forget,
振り返った足下に見えるもの
忘れてしまいたい
けれどいつかいつでもどんなときでも
この胸の内にあるものだから
忘れられず思い出してしまう
ゆらめくろうそくの灯のように
鮮明な景色が脳裏を過ぎる
そんなふうにこの胸を苦しませるから
いつかきっと消えてしまうもの
忘れたくないと願うのに
どうしても色褪せてゆくんだね
振り返りたくない過去を消し去って
忘れてしまいたくないもので塗りつぶせてしまえたら
またたく電灯の明かりのように
ふと光って消える
そんなふうに苦しませないで
そんなふうに消えていかないで
subtitle: Lovers
好きなものは好きっ!って
そんなこと言ったって認められないの
だからってあなたは
わたしの愛を蔑ろになんてできないの
仕方なくなんてないのよ
Give and Take
ガラスの靴が欲しいの
わたしのサイズにぴったりあわせてよ
わからないでしょう
わたしの心の色
知らないでしょう
わたしの愛の色
邪魔なの
あなたが見てるそこの娘
誰かに盗られるくらいなら
誰よりもはやくあなたを染めてしまいたい
わからないの
あなたの温度も
知っていたいの
あなたの色も
好きなものは好きなんて
浮気性ね そんなの許せないの
他の誰かに渡すくらいなら
誰よりもはやくわたしの色に
染めて染めてわたしの色で燃えて燃やしてしまいたい
仕方ないでしょう
知らないでしょう
わたしの愛の色
subtitle: よだか
君の歌は空を駆けて
君の心へと帰るたびに光を揺らめかせて燃えてゆく
夜空に光る君の炎が瞬いて
僕はまた祈るように願うんだよ
どうか どうか
君は歌い続けるのだろう
見失ってしまった炎の色を探して
確証すら無いのに信じ続けているんだろう
空の色をその瞳に映して
空の色にその羽を融かして
君が掌をかざした
見えないものを探すように
満天の星空を見上げた
空の色をその瞳に映して
君が流した光の破片
僕が燃やした願いの炎
どうか 君の歌が
いつか君自身を見つけて
星空に君の炎を揺らめかせて
願うから
どうか 僕の歌が
月の光に隠れて消えてしまわないように
君の破片を追いかけて
夜の闇に吸い込まれてしまわないように
願っていてくれないか
おねがい、忘れさせて。 おねがい、消えないで。
(forget)は 陽炎 と若干リンク
(よだか)はタイトルを言ってしまうととてもわかりやすい…
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